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AUTOPOLIS ミニバイク3時間耐久チャレンジ KSRモディファイクラス車輌規定

(1)車輌

  1. カワサキKSR110、KLX110、KSR-IIのみとし、安全運転上、完全に整備されているものでなければいけません。
  2. 車輌は原則としてノーマルの形状を保持しているものとしますが、他のカワサキ車を模した形状にする場合においてはこの限りではありません。
  3. 参加車輌のエンジン排気量は下表の通りとします。
エンジン種類排気量上限
4ストローク 125cc以下
2ストローク 80cc以下

(2)ボディワーク

  1. 外装パーツのネジ止め部はガムテープなどで脱落防止をしてください。
  2. エンジンの破損または故障時に、エンジンオイル総量の50%以上を保持できる下部フェアリング(アンダーカウル)を取り付けてください。
    • 下部フェアリングには、直径20㎜以上(許容範囲+5㎜)の孔が1個または2個開けられるものとします。
      これらの孔はドライコンディション時には閉鎖され、競技監督がウェットレースコンディションを宣言した場合にのみ開けられることとします。
  3. チェーンとスプロケットの間に、身体の一部が誤って挟まれることのないようリアスプロケットガードを取り付けてください。
    • リアスプロケットガードはスプロッケットとドライブチェーンの噛合い部をカバーすることとし、容易に破損する材質は使用しないで下さい。
    • リアスプロケットガードはスイングアームにボルトオンまたは溶接で確実に取り付けてください。
    • リアスプロケットガードの形状は、チェーンとスプロケットの間にライダーの手足が巻き込まれないという目的にかなうものとします
    • リアスプロケットガードの端部は鋭利であってはなりません。
    • リアスプロケットガードの板厚は最低2㎜とします。
  4. チェーンガードの取り付けが推奨されます。
  5. 転倒時に地面と接触する恐れがあり、フェアリング等で覆われておらず、オイルを保持する全てのエンジンケースは、二次カバーを取り付けることを推奨します。
  6. 転倒を起因とするエンジン等の破損によるオイル流失を防止する為、プロテクティブコーンの装着を推奨します。

(3)保安部品

  1. ライト・ウィンカー・テールライト等の保安部品は取り外してください。
  2. バックミラー、ナンバープレートは取り外してください。
  3. サイドスタンドは取り外してください。
    • その際、サイドスタンドスイッチが動作しないよう処置してください。

(4)エンジンストップスイッチ・スロットル

  1. エンジンおよびその他全ての電気部品を停止することの出来る効果的なイグニッションキルスイッチをハンドルバーのグリップを握った状態で手の届く範囲に備えていなければなりません。
  2. スロットルは握っていない状態で自動的に閉じるようになっていなければいけません。

(5)ゼッケン

  1. ゼッケンは車体前面と左右にはっきりと認識できる字体で表示してください。色の指定はありません。
    • ゼッケン番号が判別しづらいと主催者が判断した場合は、ゼッケンの貼り替えをしていただく場合があります。
    • 今開催は希望ゼッケン番号を承ります。お申込の際、希望の番号をエントリー用紙にご記入ください。
      なお、希望ゼッケンの番号の範囲は「1」~「99」までとなります。
      また、ご希望の番号をご利用になれない場合がございますのでご了承ください(先着順)。
      最新のエントリーリストをご参照の上、空いている番号をご指定ください。
      番号のご希望がない場合、主催者側で指定いたします。
参考:ゼッケン推奨書体(FUTURA HEAVY)
FUTURA HEAVY

(6)ワイヤーロック

  1. オイルドレーン、オイルフィラーキャップは必ずワイヤーロックを行ってください。
  2. ブレーキキャリパーボルト、アクスルシャフトもワイヤーロックを行うことが望まれます。
    • ワイヤーロックのワイヤーは必ず締まる方向にワイヤーを張り、たるみが無いようにして下さい。

(7)タイヤ

  1. タイヤは一般市販されている通常ルートで購入できるものとします。
    • ※レーシングタイヤ(ドライ/ウェット)も使用OKです

(8)キャッチタンク

4ストローク車輌
  1. エアクリーナーBOXを外す場合、金属製オイルキャッチタンクを必ず取り付けてください。
  2. ブローバイガスの大気放出ホース先端は必ず吸気口にもどさなければなりません。
2ストローク車輌
  1. 水冷エンジン車輌の冷却水は水または水とアルコールの混合液のみとします(クーラント使用不可)
  2. ラジエータ液がオーバーフローした場合のキャッチタンクを取り付けてください。
    • (ノーマルラジエータリザーブタンク兼用可)

(9)改造の限度

下記の交換・変更不可部分以外は基本的に自由とします
排気量の上限
  1. 4ストローク車輌・・・125cc以下
  2. 2ストローク車輌・・・80cc以下
交換不可の部分・部品
  1. フレーム
  2. クランクケース
変更不可の部分・部品
  1. ホイール直径サイズ